作品詳細: 対岸に手を伸ばして(単話)
「…浩二さんは、本当はどうしたいん?」昭和16年7月。慰問袋を熱心にこしらえる女学生・昭子には浩二という想い人がいた。彼が戦地へ向かう前に女としての務めを果たした方がいいという周りの声には耳を貸さず、大好きだからこそゆっくり関係を築いていきたいと思っている昭子。そしてこれからも隣にいるんだから…と彼との未来を信じる昭子に、浩二は無情にも今週いっぱいで満州へ行くことになったと告げるのだった。昭子をぎゅっと抱きしめて、心残りは今晴らしたと言う浩二に、昭子はーー。異才・ぐれます先生が描く、眩く儚い欲望のラブストーリー。
FANZA






