作品詳細: お父さんとパパ活します
発売日 | 2025-10-14 |
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収録 | 21ページ |
ジャンル | 処女 ノベル 近親相姦 寝取り・寝取られ・NTR 家族 退廃・背徳・インモラル 日常・生活 浮気 専売 男性向け 成人向け 歳の差 娘 |
サークル | 一発書房 |
品番 | d_683087 |
価格 | ¥660 |
平凡な女子大生・美嘉の秘密は、割り切った関係だけの「パパ活」。だがある日、その現場で目にしたのは、若い女と親密に過ごす実の父親の姿だった。互いの裏切りが交錯した夜、家庭崩壊を恐れた娘が下した決断は、あまりにも狂おしい「契約」だった――。父には私の‘パパ’になってもらう。倫理と背徳の狭間で、父娘の関係が禁断の領域へと堕ちていく。
FANZA
総字数 約16,500字
※パッケージ画像のみAIを使用しています。
〈本文より抜粋〉
そしてもう一つが、ホテルのラウンジや高級レストランの柔らかな間接照明の中に存在する、影の世界だ 。そこでの彼女は「ミカ」という記号になり、実年齢より少しだけ大人びたワンピースをまとい、穏やかな微笑みを浮かべて初老の男たちの話に相槌を打つ 。人々はそれを「パパ活」と呼んだ 。美嘉にとって、それは徹頭徹尾「アルバイト」だった 。時給換算すれば、そこらの飲食店で働くのとは比較にならないほど効率がいい 。あくまでビジネス。だから、一線を越える提案を匂わせる男とは、すぐに縁を切る 。
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ボックス席の一つに、見慣れたシルエットがあった 。――え……? 最初は気のせいだと思った 。がっしりとした肩幅。少し猫背気味の姿勢。濃紺のスーツ。見間違えるはずがない。自分の父親、佐藤健一の後ろ姿だった 。健一の向かいに座っているのは、若い女性だった 。二人の間のテーブルは小さく、距離が近い 。健一が身を乗り出すようにして何かを話すと、女性は甲高い声で笑い、彼の肩を軽く叩いた 。その仕草は、仕事関係の相手に対するものでは到底ありえなかった 。
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体を貫く、鋭利な楔のような痛みに、美嘉は息を呑んだ 。声にならない悲鳴が、魂の奥でこだました 。これが、処女を失うということ 。テレビドラマで見たような、甘く切ないものでは断じてない 。ただ、暴力的なまでの侵入と、組織が引き裂かれる物理的な痛み 。彼女はシーツを固く握りしめ、嵐が過ぎ去るのを耐えるように、全身を硬直させた 。だが、不思議なことに、その痛みは急速に輪郭を失っていった 。心が、これ以上の苦痛を拒絶したのだろうか 。