
作品詳細: 僕らがセックスするチャンス 〜隣の若妻〜
| 発売日 | 2026-05-25 |
|---|---|
| 収録 | 182ページ |
| シリーズ | 僕らがセックスするチャンス |
| ジャンル | ノベル 人妻・主婦 寝取り・寝取られ・NTR 中出し フェラ 日常・生活 浮気 専売 男性向け 成人向け 正常位 騎乗位 後背位/バック |
| サークル | 官能物語 |
| 品番 | d_771807 |
| 価格 | ¥770 |
佐藤幸治の隣室に住むのは、透き通るような肌の若妻・田山美嘉。挨拶を交わすだけだった二人の関係は、夫の不在と一本の缶チューハイをきっかけに、狂おしい背徳の底へと加速していく。清楚な仮面を脱ぎ捨て、幸治の猛りに生身での挿入を懇願する美嘉。一度触れ合えば、もう普通の日常には戻れない。嫉妬と独占欲に狂う幸治と、すべてを捨てて愛に溺れる美嘉。真夏の陽光が照らし出す、あまりに濃厚で破滅的な略奪愛の結末とは――。
FANZA
総字数 約42,000字
〈冒頭3,500字〉
四月下旬の朝は、晩春の柔らかな陽光に満ちていた。
世間ではそろそろゴールデンウィークの予定が話題に上る頃だ。中堅メーカーに勤める三十二歳の独身男、佐藤幸治にとって、それは単なる連休以上の意味を持たなかったが、今朝の空気だけはどこか落ち着かない甘さを孕んでいた。
「あ、おはようございます、佐藤さん」
マンションの自室を出たところで、隣室の若妻、田山美嘉と鉢合わせた。二十代後半の彼女は、透き通るような白い肌と、どこか幼さの残る顔立ちが印象的な専業主婦だ。普段は会えば会釈を交わす程度の仲だが、今朝の彼女はいつも以上に無防備だった。
「あ……おはようございます、田山さん」
幸治が挨拶を返した瞬間、心臓が跳ねた。
美嘉はゴミ出しにでも行くつもりだったのか、オーバーサイズの薄いVネックTシャツを一枚、素肌に引っかけたような格好をしていた。彼女が丁寧にお辞儀をした瞬間、ゆったりとした襟ぐりが重力に従って大きく前へ垂れ下がる。
(――っ!)
幸治の視線は、磁石に吸い寄せられる鉄屑のように、その隙間へと吸い込まれた。
V字の奥には、清楚なラベンダー色のレースに縁取られた、豊潤な胸の膨らみが隠されていた。ブラジャーに押し上げられた肉感的な谷間。朝の光を浴びて、その肌は陶器のように滑らかで、しっとりとした質感まで伝わってくるようだった。
数秒だったのか、それともコンマ数秒の出来事だったのか。
幸治が目を逸らすのが一歩遅れた。美嘉が顔を上げた時、幸治の視線が自分の胸元に注がれていることに気づいたような、微かな動揺がその瞳に走った。彼女は反射的に首元を片手で押さえ、頬をわずかに朱に染めた。
「あ、ええと……それじゃ、僕はこれで!」
喉の奥がカラカラに乾くのを感じながら、幸治は逃げるようにエレベーターへと駆け込んだ。閉まりゆく扉の隙間から見えた彼女の、困惑とも羞恥ともつかない表情が、脳裏に焼き付いて離れない。
「なんてことを……」
満員電車に揺られながらも、幸治の頭の中はあの谷間の残像で一杯だった。男としての本能が呼び起こした高揚感と、それ以上に「変質者だと思われたのではないか」という卑屈な恐怖が交互に押し寄せる。仕事中も書類の文字が滑り、会議の内容も頭に入ってこない。一日中、隣室の彼女の顔をどう直視すればいいのか、そのことばかりを自問自答していた。
ようやく長い一日が終わり、日が落ちたマンションの入り口まで辿り着いた時だ。
街灯の下に、見覚えのある細い背中があった。美嘉だ。
彼女は自転車のハンドルを握り、重そうに車体を引きずりながら歩いていた。前後のカゴには溢れんばかりの買い物袋が詰め込まれており、その重みで自転車は今にも左右に倒れそうだ。
(話しかけるべきか、それとも……)
朝の失態が頭をよぎり、足がすくむ。しかし、ここで知らんぷりをするのはあまりに不自然だし、何より彼女を助けることで「誠実な隣人」としてのポイントを稼位、朝の汚名を返上したいという打算が働いた。
「あの、田山さん。よかったら僕が引きましょうか?」
思い切って声をかけると、美嘉は驚いたように顔を上げた。
「あ、佐藤さん。ありがとうございます……。ちょっと特売で買い込みすぎちゃって。わたし、昔から運動神経が悪くて。これだけ荷物を載せて運転すると、もうよたよたしちゃって、危なっかしいんですよね」
美嘉は困ったように微笑んだ。朝の気まずさを引きずっている様子はなく、むしろ助け船に心底ほっとしているように見える。幸治は彼女からハンドルを受け取った。ずっしりとした重みが腕に伝わる。
「すごい量ですね。一人でこれを運ぶのは大変だ」
「そうなんです。ついまとめて買っちゃおうって欲張っちゃって」
並んで歩きながら、とりとめもない世間話をした。彼女の夫が不在であるという情報は、幸治の胸の奥で小さな火種を灯した。マンションのロビーを抜け、エレベーターに乗り込む。密室の中、彼女から漂うフローラルな柔軟剤の香りと、昼間の熱を帯びた女の体温が混ざり合い、幸治の理性をじわじわと侵食していく。
彼女の部屋の前まで荷物を運び入れると、美嘉は深々とお辞儀をした。
「本当に、助かりました。佐藤さんがいなかったら、途中で心が折れてたかもしれません」
「いえ、お隣さんですから。これくらいは」
爽やかな隣人を演じ切り、幸治はやれやれと自分の部屋へ戻った。ネクタイを緩め、窮屈なスラックスから部屋着のスウェットに着替える。缶ビールをプシュリと開け、ソファに深く沈み込んだ。
(ふう……。これで朝の件も、帳消しになったかな)
心地よい疲労感の中で、ようやく一息ついたその時だった。
ピンポーン。
静まり返った部屋に、チャイムの音が響いた。
時計を見れば、八時を過ぎている。こんな時間に誰だろうと不審に思いつつドアスコープを覗くと、そこには美嘉が立っていた。
慌ててドアを開けると、彼女は薄手のカーディガンを羽織り、両手で小さなタッパーを大切そうに抱えていた。
「夜分にすみません。あの、これ……」
彼女の少し上気した顔が、廊下の薄暗い照明に照らされていた。
「先ほどのお礼と言ってはなんですけど、多めに作っちゃったので。もしよかったら、召し上がってください」
「ああ……ありがとうございます……あ、あの」
幸治は受け取ったタッパーの温もりを感じながら、自分でも驚くほど自然に、しかし心臓の鼓動を裏切るような平静を装って言葉を紡いでいた。
「もしよかったら、一緒に食べませんか? これからちょうど一杯やろうと思ってたところなんです。一人で食べるのも寂しいですし」
口にした瞬間、幸治は自分の脳細胞が一時的なショートを起こしたのではないかと疑った。
(おい、何を言ってるんだ、俺は……!)
相手は人妻だ。しかも、ついさっき彼女の夫が出張中であることを聞いたばかりではないか。そんな夜に、独身男が自分の部屋へ誘うなど、下心が透けて見えすぎる。幸治の背中を冷たい汗が流れた。
ところが、美嘉は意外にも目を丸くした後、ふわりと相好を崩した。
「じゃあ……少しだけ、お邪魔しようかな」
「えっ……。あ、はい。どうぞ、散らかってますけど」
拍子抜けするほどあっさりと、彼女は幸治のテリトリーへと足を踏み入れた。玄関で靴を脱ぐ際、美嘉がふらりとよろけ、幸治の肩に一瞬だけ彼女の指先が触れる。それだけで、幸治の全身に電流のような緊張が走った。
リビングに通すと、美嘉は「お邪魔します」と小さく頭を下げ、ソファの端にちょこんと腰を下ろした。カーディガンの下からのぞくのは、朝と同じVネックのTシャツだ。座ったことで膝が強調され、デニムのショートパンツから伸びる白い太ももの曲線が、幸治の視界に暴力的なまでの鮮烈さで飛び込んできた。
「何飲まれますか? ビールにワイン、日本酒にウイスキー……。一通りは揃ってますけど。あ、チューハイもありますよ」
「そんなにあるんですか?」
美嘉が驚いたように酒棚を眺める。
「ええ、まあ……趣味というか、これくらいしか楽しみがないもので」
幸治が自虐的に笑うと、美嘉は「わかります、その気持ち」とおかしそうに目を細めた。
「じゃあ、チューハイを……いただきます」
幸治はキッチンへ立ち、冷蔵庫からキンキンに冷えた缶チューハイを取り出した。自分用にはウイスキーのロックを用意する。彼女が持ってきてくれたタッパーの中身――筑前煮だろうか、照りのいい根菜を小皿に移し、ストックしていた乾き物や貝の缶詰をテーブルに並べた。
「それじゃ、乾杯」
カチリとグラスと缶が触れ合う。
美嘉は期待に満ちた表情で缶に口をつけると、細い喉を鳴らして一気に飲み干した。
「はぁっ……美味しい! 染みますね」
その飲みっぷりの良さに、幸治は思わず目を見張った。
「お酒、よく召し上がるんですか?」
「好きなんです。でも、家ではあんまり飲まないかな……。一人で飲んでても味気ないし、主人がいる時は、なんだか急かされてるみたいでゆっくり楽しめなくて。佐藤さん、これ、口に合いますか?」
美嘉が自分が作った筑前煮を指差す。幸治が一口食べると、出汁の効いた優しい味が口の中に広がった。
「すごく美味しいです。田山さんは、料理が上手なんですね」
「そんな、普通ですよ。でも、そう言ってもらえると嬉しいな」
そんな何気ない世間話から始まった。しかし、アルコールの力は恐ろしい。美嘉の頬はすぐに林檎のように赤く染まり、瞳は潤んでトロンとしてくる。次第に、話題は不在の夫への不満へと移っていった。
「あの人、仕事ばっかりで私のことなんて空気みたいに思ってるんです。出張に行く時だって、『行ってくる』の一言で終わり。……私だって、たまには構ってほしいのに」
美嘉は唇を尖らせて愚痴をこぼす。彼女が身を乗り出すたびに、Tシャツの襟元が危うい角度でしなり、朝、脳裏に焼き付いたあの谷間が再び露わになる。









